肌質によって違う?美肌を目指すスキンケアのポイントを大紹介

美肌を目指したいけれど、いろいろなスキンケアアイテムがありすぎて選ぶのに迷ってしまったり、自分の肌に合っていないスキンケアをして逆に肌荒れを起こしてしまったり…そんな悩みを抱えていませんか?

ここでは、美肌づくりのためのスキンケアのポイントを見ていきましょう。後半は肌質別のスキンケアのポイントや、パックの使い方などもご紹介しています。

 

ついやってしまいがち!肌を傷つけないためのポイント

スキンケアを意識するあまり、つい「洗いすぎ・つけすぎ・こすりすぎ」で肌を傷つけてしまっているかもしれません。まずは、毎日のスキンケアで注意すべきポイントを確認しておきましょう。

 

洗い過ぎない

肌の洗いすぎは、さまざまな肌トラブルの原因となってしまいます。洗いすぎないよう注意して朝晩の洗顔をするだけでも、新陳代謝や肌バリアの機能が高まり、美肌に一歩近づきますよ。毎日洗顔の頻度が多いかも…と思う方は、

 

朝…水洗顔で軽く汚れを落とす

夜…石鹸やクレンジングを使う場合は、ぬるま湯で落とす

 

という方式に変えてみることをおすすめします。

 

つけすぎない

化粧品やスキンケアアイテムをつけすぎない、ということも大切です。ファンデーションやスキンケアアイテムのつけすぎは肌の新陳代謝を停滞させてしまいます。

スキンケアに気合いを入れすぎると、つい大量に美容液や化粧水をつけすぎてしまうことも。適量を意識して使うようにしましょう。

また、極力ファンデーションを塗り過ぎるのは避ける、クレンジング不要でお湯で落ちるタイプの化粧品を使う、といった対策も有効的です。

スキンケアアイテムをすべて使おうとすると、クレンジング・石けん・化粧水・美容液・クリーム(乳液)、さらにはパックやアイクリームなども入ってきます。

肌の調子が整わないと感じる間は、毎日これらすべてのアイテムを使うということは避けるというのもおすすめです。

例えば、「クレンジング・化粧水・美容液・乳液のみ」「石けん・化粧水・クリームのみ」というように、使うアイテムを減らしてみると、肌への負担も軽減できます。

 

こすりすぎない

肌のこすりすぎもNGです。クレンジングでついメイクをしっかり落とそうと強くマッサージしてしまったり、洗顔後にタオルでごしごしと拭いてしまったり…無意識のうちに肌をこすっていませんか?また、使う化粧品やスキンケアアイテムが多い人も注意が必要です。

肌に触れる際は、常にやさしく、こすらず、を意識するようにするだけでも、大きな美肌効果が得られるはずです。

 

保湿と紫外線対策はマスト!

美肌づくりには、毎日の保湿と紫外線対策が必須とも言われています。

 

紫外線と乾燥は美肌づくりの大敵

美しい肌は、肌理がしっかりと整っている状態の肌を指します。肌理が整っていることで水分がしっかり保たれ、ハリやツヤのある、毛穴の目立たない肌となります。

逆に肌理が乱れていると水分が逃げやすくなり、乾燥による毛穴開きをはじめとした肌荒れを起こしやすくなるのです。

この肌理が乱れる原因となるのが、紫外線と乾燥です。毎日紫外線と保湿をしっかり行うことで、肌理が整います。

 

保湿はセラミドなどの有効成分入りアイテムを選びましょう

毎日使う保湿アイテムを選ぶ場合は、高い保湿効果を持つ「セラミド」が配合されたものがおすすめです。セラミドは肌の内部でバリア機能を発揮したり、潤いを逃さない働きをしたりしますが、年齢とともに減少してしまう成分です。そのため、スキンケアで取り入れることが望ましいとされています。

セラミドは水に溶けにくく、化粧水に配合するにはあまり向いていないとも言われています。そのため、セラミド入りのアイテムを選ぶ際は、美容液やクリームなどから選ぶことをおすすめします。

 

自分の肌質を知って、適したスキンケアをしよう

ここからは、肌質別のスキンケアのポイントを見ていきましょう。肌質に合わないスキンケアをしていることで、逆に美肌から遠のいてしまう可能性もあります。まずは自分の肌質を確認してみましょう。

 

普通肌の場合

水分量・皮脂量ともに、バランスのとれている状態の肌が普通肌です。理想的な状態のため、今の普通肌をキープするスキンケアを心がけましょう。

そのためには、一気にスキンケアアイテムを変更しない、不規則な生活をしない、といったことに注意しましょう。

 

乾燥肌の場合

水分量・皮脂量ともに不足しており、カサつきが目立つ肌質です。肌を守るための皮脂も足りないため肌荒れを起こしやすく、敏感肌になりがちな状態でもあります。つまり、乾燥肌でもニキビはできやすいのです。

 

・過剰な洗顔で皮脂を落としすぎない

・セラミド配合美容液やクリームなどで保湿をしっかりする

・肌に触れる際はこすらず、やさしく

 

といったことを意識しましょう。

 

脂性肌の場合

皮脂が過剰分泌され、顔のテカりやべたつきが悩みとなりがちな脂性肌。ニキビができやすい肌質でもあります。

 

・脂質の多い食事を避ける

・何回も洗顔をする、乳液(クリーム)を使用しない、といった極端なことはしない

・皮脂を取りすぎないよう注意して、保湿はしっかり行う

 

といったスキンケアを心がけましょう。

 

混合肌の場合

Tゾーンはテカりやべたつきが目立つけれど、頬や目の周辺は乾燥しやすい、というように、顔の部分によって脂性肌と乾燥肌どちらの悩みもある肌が混合肌です。生活習慣の乱れやホルモンバランスの乱れによってもなりやすいと言われています。

 

・乾燥部分はしっかりと保湿する

・脂性肌の部分はクリームや乳液の量を調節する

 

など、オイリーな部分と乾燥する部分に合わせたスキンケアを行うことが大切です。

 

敏感肌の場合

肌荒れを起こしがちで、かゆみやヒリヒリ感、赤みなどを感じやすい肌質が敏感肌です。

化粧品やスキンケアアイテムによって刺激を受けてしまうこともあるため、アイテム選びに苦労しがち、という悩みも多いと思います。

 

・無添加など、肌にやさしいスキンケアアイテムやブランドを探す

・トラブルを起こしやすい肌に特化したアイテムを選ぶ

・肌のバリア機能を高めるため、保湿をしっかり行う

 

といったことを意識するようにしましょう。

 

スキンケアパックを活用するなら?

最後に、美肌づくりのためにも活用したい、スキンケアパックを使う際のポイントをご紹介します。

 

パックの使用頻度や使う順番

パックは栄養成分をたっぷり含んでいます。そのため、毎日使うと肌が栄養過多となってしまい、逆にトラブルを起こしてしまうこともあります。週に1~2回の頻度がおすすめです。パッケージに書かれている場合は、その頻度を守りましょう。

使う順番についても、パッケージに書かれている通りにすると良いでしょう。ほとんどのパックが、洗顔後や化粧水をつけた後となっています。

 

肌の悩み別のパックの選び方

パックは、肌の悩みに合わせて選ぶことでより大きな効果が得られます。ここでは、「くすみ」と「乾燥」の悩みにはどんなパックが向いているのかを見ていきましょう。

 

・くすみが気になる

通常のスキンケアでは改善しにくいくすみ。くすみをパックで改善させたい場合は、炭酸パックが効果的です。炭酸パックは血行促進効果を発揮するため、肌の新陳代謝アップに効果的なのです。肌のくすみが解消され、トーンアップが期待できます。

 

・乾燥が気になる

乾燥肌をパックで改善させたい場合は、配合成分に注目して選びましょう。特に「セラミド」や「ハチミツ」などの成分は保湿効果が高いためおすすめです。価格も気軽に試せるものが多いため、チェックしてみてくださいね。

 

美肌づくりのスキンケアに関するまとめ

美肌を目指すスキンケアについてご紹介してきました。

化粧品やスキンケアアイテムの使い方を見直してみることはもちろん大切ですが、美肌づくりのためには「バランスのとれた食事」「適度な運動」「十分な睡眠」といった、生活習慣を整えることも重要です。

生活サイクルも振り返りながら、健康的に美肌を目指していきましょう。